あぶぶ部

あぶぶの本当にあった話

引きこもり中の僕の家に学校帰りの友人が3人来てくれた話。②

 

 

前記事からの続き
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正直居留守を使ってやろうかと思ったが、先ほどの覗きでバレているし、何より家まで心配してきてくれた人を追い出すわけにはいかないと思ったのである。

 

私は階段を下りて玄関の前まで行った。何週間も連絡を取ってなかったせいか、少し緊張している。仲のいい友人に緊張するなんておかしな話だ。

私は恐る恐る玄関のドアから少しだけ顔を出した。

 

私「よ、よ~久しぶり。とりあえず上にあがれよ。」

 

N君「お邪魔します~」

 

他の2人は来慣れているため、言わなかった。

3人とも私の部屋がどこにあるかわかるため、迷わずにドンドンと進んでいく。

 

K君「椅子ないんだな」

 

私「弟がテスト期間なんだ」

 

W君「弟中学生か~」

 

私「マジ、弟のテスト心配なんだけどwww」

 

N君「俺の弟は勉強してるからwww」

 

私とN君の弟は同い年なんだ。

 

K君「引きこもんなって~」

 

本命を持ってこられた。わかってはいたが実際に言われると対応に困る。なので私は、フードをかぶりベッドに顔を埋めて、流すように返事をした。

 

私「ん~~~」

 

N君「おれだって嫌だけどさ~。つまんないもんな。中学の時のほうが楽しかったわwww」

 

全員「それな~」

 

N君「一緒にやめるか?www」

 

私「冗談言うなw」

 

こいつは冗談だ。こいつはメンタルが強い。

中二病は鋼のメンタルだ。私なら学校に首にヘッドフォンをかけながらなんて登校できない。アニメの見すぎだろ。と思った。

 

私にとってはN君も同じ状況になってくれたら気が楽になるが、こんなことを私から勧められるわけがない。同じ悩みを持つ同志、私から言える立場ではないが頑張ってほしい。

 

W君「ま~とりあえず生きててよかったわ~w。一応みんな心配してたんだよ~。」

 

私「心配されるほどじゃ、」

 

言葉にしてくれるとありがたい。

私が連絡をすべて無視しているのは馬鹿にされたらメンタルが持たないから。

ぶっちゃけ、誰かの意見を今聞くのは怖かったのだ。

本当は自分からいつか言わないとと思っていた。だけど、何回も自分の今の状況に自信がなく言うのをやめていた。結局このような形で知られることになるなんてダサすぎる。とりあえず、心配という言葉に安心した。

本音では馬鹿にしてるかもしれないけど、とりあえず今は、と思った。

 

K君「とりあえず、生存確認できたし用事あるから帰るわ。」

 

忙しいのに寄ってくれたのか、悪いな~。と思った

(リア充は忙しいのか~)

 

私「帰れ帰れ~」

 

 

 

あとがき

今回はここまでです。完全自己満記事なので内容も特にないので、すいません。

一応まだ、話の続きあるのでよろしくお願いします。

あと、みんな帰ったときに思ったんですけど、自分クズ過ぎて最悪だな~って思いました。この話、わざわざ来てくれたのに「ありがとう」って一回も言わないんですよね。

今年の目標は「人に感謝を伝えられる人になる」ですかね。

 

 

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